第2話

「ごきぶりポーカー」

  • ●2~6人用
  • ●8歳以上
  • ●所要約20分
  • ●メーカー:ドライマギア社(ドイツ)
  • ●国内版販売元:メビウスゲームズ
  • ●作者:ジャック・ゼメ

ハエやクモ・ごきぶりといった8種類の嫌われ者のカードを1枚、裏向きのままでその種類を伝えながら、誰かに押し付けるように次々回していき、嘘・本当の見抜き合いを重ねて、負け1名を決めるゲーム。
タイトルに付いた“ポーカー”は「ハッタリが効く駆け引き系のゲーム」くらいの意味合いです。
毎回、親が手札から1枚を選び、裏向きにして<気の弱そうな>誰かに差し出します。このときに「これはハエです」などと内容を宣言します。これに対して、差し出された人は本当か否かを予想し、ミスした方がこのカードを手元に置くことになります。これを繰り返し、同じ種類の嫌われ物を4枚集めた人が負け。
ルールは簡単で、一見トランプのダウトと勘違いされがちですが、各自が背負い込んでいるリスクや、どの状況で誰が何を言ったかなどで大きく推理が働くため、その考えどころの深さが人気の秘密。